ディスカバリーチャンネルの再放送「奇跡の建造:シドニー・オペラハウス」が放送されていて、観入ってしまいました。
デンマークの建築家ヨーン・ウッツォン(1918-2008)設計の「シドニー・オペラハウス」は、多くの方がご存知だと思いますがオーストラリアの象徴的な建築です。
私も建築家を志す前、おそらく小学生くらいから知っていました。
計画当初から竣工、また現在に至るまでとても数奇な運命を辿った「シドニー・オペラハウス」。
その中で時代(?)に翻弄され、完成後の「シドニー・オペラハウス」を見ていない建築家ヨーン・ウッツォン。
いつの時代も、新しいことに挑戦するには、称賛もあり批判もあります。
志半ば(施工中)で、オペラハウスの計画から退いたウッツォン。
とても悔しい思いだったことでしょう。
「シドニー・オペラハウス」は2007年に世界遺産に登録されました。
存命中に自身の設計した建築が世界遺産に登録された建築家は「ヨーン・ウッツォン」ただ一人だそうです。(2009年現在)
とても刺激を受けました。