中庭を愛でるガレージハウス
引渡を行いました。
工事中は自由(?)に出入りしていたこの扉も
今後は勝手に開けることは出来ません。
まあ当然ですが…。
ご主人の器の大きさと奥様のバイタリティに支えられ
竣工まで一丸となって、とても上手くいったプロジェクトでした。
エピソードをひとつ。
計画途中で作成した模型(1/50)を色を付けずにお見せしたところ
「色を付けていいですか?」と奥様が仰りました。
そういうことを言われたのは初めてだったので、楽しみにしていたら
打合せを重ねる毎に、外壁を含め全ての室に色が付いていました。
ご自身が色を塗ったり、サンプルの切抜を貼ったりして仕上げており
イメージを確認するためと、楽しんでおられました。
夜遅くまで作業をしていた日もあったそうです。
家づくりをとても楽しんで頂き、とても満足して頂きました。
実際に、その模型を見られた方々もいると思いますが
これからは、その模型は私が持っていますので
何かの機会にお披露目できると思います。
「家のことを考える時間が無くなることが寂しい。」と奥様のお言葉。
充実していた時を過ごされていたことと思います。
これからは模型ではなく、本物の中でゆっくりと過ごして頂きたいです。
引越をされ、落ち着いた頃に遊びに行かせて頂きます。
今日は嬉しくも寂しい引渡でした。