【鎮守の杜に浮かぶ借景の家】
外壁の仕上工事が始まりました。
想像以上に良い表情です。
屋根材として使われる「アスファルトシングル」を外壁に施工しています。
準防火地域内の木造3階建の外壁に使うには一工夫が必要です。
外壁の下地(法的には仕上と言っても過言ではありませんが)には
硬質木片セメント板を採用しています。
養生シートの下部に見えるのが、セメント板です。
前面道路の勾配に沿って外壁を仕上げるために
写真ではわかりにくいですが、ピンクの糸で施工範囲を確認しています。
玄関扉の設置も完了です。
断熱材を充填したスチール製の扉です。
後ほど塗装を施します。
こちらは内部からの見え方です。
断熱性を損なわないようにするため・結露防止のために枠廻りに一工夫してあります。
設備配管工事も着々と進んでいます。
給水(青)・給湯(赤)・床暖房(緑)・電気(灰・橙)・排水など
壁や天井に隠れる部分ですが、建物の動脈・静脈にも似た大切な配管たちです。
内装の下地工事も進んでいます。
こちらはトイレです。
平面的な斜め壁につくサッシの窓台も綺麗に納まっています。
高度斜線に沿って出来る浴室の断面的な斜め壁の下地も完成しています。
後ほどFRP防水トップコート仕上を施します。
2-3階の壁・天井の断熱材の施工が完了しています。
どちらも高性能グラスウールを採用しています。
時折、クライアントにも現場を確認して頂きます。
竣工後は見えなくなってしまう部分も見て頂きながら現場の進捗状況を共有して頂きます。
新たなご要望や変更内容も出てきますが
その都度、現場監督と協議しながら最適な方法を検討し進めて行きます。
竣工後に「イメージと違う!」ということにならないようにクライアントには現場の確認を勧めています。
ただし我々監理者の同行は必須です。
大工工事は終盤にかかりました。